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自分が何にどのくらい時間をかけているか把握していますか?思ったよりも1日の有意義な時間は短く、また、無駄なことに時間を費やしていることに気づくはずです。時間ポートフォリオを作成し、自分が目標としていること、やりたいことを組み込むことで、意識的に取り組むことができます。
時間ポートフォリオとは
一般的に人が、パフォーマンスが出せる状態を維持しようとすると、以下のバランスを取る必要があります。
仕事:生活資金を稼ぐ時間
投資・自由時間:勉強など将来のための時間。仕事のバッファーとしても使う。
プライベート:家族や友人と過ごす、趣味の時間など
メンテナンス:家事や食事、睡眠など
例を挙げると、図のような時間配分となります。
仕事の費やす時間は1日のうち33%しかありません。使える時間の目安を作ることで、時間内に納めようとする力が働き、仕事の効率がぐんと上がります。
ポートフォリオでは、仕事以外も重要な意味を持ちます。それぞれがバランス良く費やすことで、モチベーションが高い状態で毎日を過ごすことができます。
心身のメンテナンス時間をとり、正常に保つ
時間ポートフォリオは資産管理でいうポートフォリオと近いです。
自分が持っている時間(資産)を分割して、安全に持続可能なライフスタイルを持つことになります。
ベストな状態を保つための時間を確保することは必須となります。
最も体調が良く、心も落ち着いた状態となれる時間を把握します。特に睡眠時間の確保は何より最優先です。
時間が決まれば、必ずその時間が確保できるように調整しましょう。
作業効率も判断の良し悪しも、心身がエネルギッシュな状態だからこその産物なのです。
毎日投資時間を確保することで飛躍的に成長する
主に投資時間について説明します。
知識やスキルにも複利効果かが発揮され、短い時間でも毎日継続すると、大きな成長が見られます。
習慣にすることで、知識やスキルは複利の力で大幅に伸びる
複利効果は簡単な言葉で「雪だるま式に大きくなる」と言ったりします。
雪だるまを坂道で転がしていくと、最初は小さくても転がっていくうちに面積が大きくなり、速度も大きくなる。よって、時間が経つほどに大きくなっていく様子で例えた表現です。
これを、利率で説明すると、
1日1%の改善をした場合に、365日後(1年後)には38倍の改善します。
一方で、たまにまとまった時間で習得しようと思っていても、忘れて今っていたり、長時間だと心身に負荷がかかり、継続が難しいのです。
つまり、やったりやらなかったりするよりも、毎日少しの時間コツコツ積み上げていく方が効率がいいのです。
時間を分散して、リスクを回避する
今勤めている会社で、偉くなったとしても、会社を出たときに通用する人材になっているかどうか?
どこでも通用する人材になっているかどうかを考えてみましょう。
自分がどうなりたいのか?それはいつから始めるのか?今の仕事をやっているだけで、その状態に達することができるのか?
もしならないのであれば、今すぐ時間を確保し、初めてみましょう。
時間ポートフォリオのいいところは、自分自身に時間の予約をすることができ、確実に行動に移せるのです。
時間ポートフォリオを運用する
仕事時間のパフォーマンスを上げるためには、「メンテナンス時間」「投資時間」はかなり重要度が高いです。「プライベート時間」は、個人によってリラックスしたり幸福を感じる行動はことなりますので、自分に当てはめて考えてみてください。
一気に型にはめようと思ってもすぐには時間通りにできません。あなたの中で優先度の高いものから、固定していきましょう。徐々にコツがわかってきます。